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映画「涼宮ハルヒの消失」 考察・感想subcul 2010.02.08 Monday
2/8 19:30追記
とりあえず映画を見てきた。 色々思ったこと、感じたことをつらつら書いてみようと思う 多少のネタバレがありますがご了承をお願いします。 ・そもそも映画化について 具体的な中身の話は後でまとめるとして、内容はいい意味でも悪い意味でも原作通りでした。 プラス要素は最後に一分ほどのオリジナルシーンがあったのと古泉のとある台詞ぐらいか。 そもそも涼宮ハルヒの消失がなぜこれだけ映像化が多く叫ばれていたのか それは多分、消失の映像化について何度もおあずけを食らった感があるからだと思う。 原作ファンは今後の展開を大きく揺るがすキョンの自問自答 アニメからの人はCMのあの頬染める照れ屋な長門が見てみたいと思うものだ。 それを映画のスクリーンという大画面で そりゃ金だすってもんでしょ 2時間40分という尺やエンドレスエイトの不必要な引き伸ばしを考えれば やはり元はTV用に作ってたのかなぁとか商業的にはおいしいのかなぁと勘ぐってみたり・・・ それは作品外の話なので評価としては関係がないですよね 私たちは「涼宮ハルヒの消失」という料理を如何にして食べるかの問題ですから。 ・映画冒頭 必要最低限の情報しか示されておらず アニメを見ているか原作を読んでいないと多少しんどい演出かもしれません。 ただそれでも理解しえるのはこの作品自体がわかりやすいストーリーとほどほどなSF、典型的なキャラ設定に基づいているのがあるのかもしれない それこそ、こと今回に限れば過去に何があったかは知らなくても世界が一から構成されるのでまだ分からなくもない (笹の葉ラプソディの件や長門宅の部屋に関しても絶対に知っておかなくてはいけないほどでもないし・・・) キョンがいつものSOS団の活動にイヤイヤながらも付き合わされている それはもう嫌と言うほどいつも通りの何気ない日常。ここではむしろそこの方が重要なのかも知れません。 ・急転直下の世界改変 いきなりの事で事態を把握するので精一杯のキョン ここでは物語の主人公としての面が強いかも知れません。 主人公だから元通りの世界(非日常)に戻さなくては。半ば話として、フィクションとして、キャラの一人として動いていると。 いつものハルヒの席には朝倉さんが座っている 朝比奈さんや鶴屋さんは初対面のような振る舞い 往く所々で変人扱いされる。 この辺は見てて痛かったです・・・ まるで俺だけは!私だけは!あなたの言っている事を信じてるよ!頑張れ!と観客から言わせたいかのようにだ。 この時点で観客の心は掴んだも当然 かくいう自分もキョーン(ノ∀`)となっていた。(ぇ 長門に関してはいつもの冷徹で無駄も感情もないのが嘘のような可愛らしい極度の照れ屋で文学少女と呼ぶにふさわしいではないか! この辺のキョンと長門のカットの割り方も温度差や状況を考えさせられる。 ここでキョンが長門へ押しかけるのだが頬染めるのはたまらんっ! 文芸部を出る際に長門から入部届を渡すシーンは原作挿絵にあるが激しく萌えたw ここで驚愕するキョン! 元の世界に戻るヒントを与えうるキーがなく諦める ハルヒはどこだー姿を見せてくれと叫ぶ この時点ではまだこの世界(日常)のままでいいのではないかという考えがあまりなく ハルヒを必要としている本当の自分にもまた気づかぬままであった。 ・元へ戻れないか模索し奔走するキョン なし崩し的にSOS団の本拠地であった文芸部室 そこにヒントはないか模索するキョン いや、むしろ他に行くあてがなく不安で仕方なかったのではないのか そこで以前の事件をヒントにとある栞(これが今回の非日常へのキーアイテム)を手に入れる しかし書いてあることがあまりに抽象的すぎて今のキョンには分からない 逆に言えばそれだけしかヒントを与えるので精一杯という事と理解する。 それから長門に明らかな好意を受け家に行くキョン そこで朝倉さんともご対面 朝倉さんから「どうして君はここ(長門宅)に居るの?」と聞かれる そこでキョンは曖昧な回答しか出来ない 自分はこのやりとりに大きな意味で捉えてしまう。 質問の意図はあくまでも長門宅にという意味だろうが。 朝倉が執拗に長門をサポートする理由は言うまでもなく長門のサブ・リザーバーのために存在するのですから。 晩ご飯のおでんはやけに美味そうだった。 ごぼう巻きの作画が変だったのはなんでだろうなw 長門宅からの帰路でキョンは自分の中で猛烈にハルヒに逢いたくなっている事に気づく ここがこの話の一つの転換期となります。 ・ついにハルヒとご対面!ついでに古泉とも 谷口からハルヒの存在を聞きこの世界にもハルヒは居ることを知るキョン 八方塞がりの中の一縷の望み 藁にもすがる思いで行動に起こす。 校門の前でハルヒを待つ中で、こっちの世界(日常)にももうひとつのSOS団があれば嫌だなと考える それならすでに自分は用済みだしただの脇役でしかないじゃないかと。 そのありもしない第二のSOS団に嫉妬していたのだ。 もしそうなら異様な行動をしているのは自分の方だということに気づく こっちの世界(日常)としてそれで丸く収まっているのなら、キョンの中での「涼宮ハルヒの憂鬱」という話は終わってしまうのだ。 それだけは嫌だ。視聴者もそれじゃあ嫌だ。 でもこの気持ちはものすごく分かる。 実はこの時点でこの映画のキーのようなものを示されていたのかもしれない そうこうしている内にようやく見つけたハルヒ&古泉 いざという時に動かない足は妙にリアルだ。 そこでハルヒをジョン・スミスの話をして説得する事に成功する。 それほどまでに非日常を好むハルヒというわけか。七夕はよっぽどのエサ(非日常)だったのだろう この世界での古泉はハルヒに気があるらしい。魅力的な人だと言った所から。 ハルヒはただ単に転校生というだけで連れているだけらしいがw 何の属性もないキョンの事を気に入っているのは相当なモノだと思いますよという古泉 多分、この映画のオリジナル台詞「うらやましいですね」 電車?か車の音でかき消されていてか細い音量でしたが確かに言っていました。 実は映画の最後の方でもう一度古泉が「うらやましい」と口にするのだが、これはどういうことなのだろうか? 時系列が前後するが後者はただ単に入院して想いやってくれる人の多さを羨んでいるだけに思えますが前者を含めるとなかなかそうもいかない。 ハルヒ単独に向けて羨んでいるように思われる。日常の世界だからこそ出た古泉の本音と捉えれば人格は大きく変わっていない非日常の古泉もまたハルヒに想いを寄せていると言う解釈も出来る。 何故それを恋敵のキョンに直接言ったのか。それはその方が双方ともにイイという事を古泉自身も認めているのではないだろうか。 話は戻して こっちの世界(日常)のハルヒは聞き及んだSOS団を作ろうとする。その行動力は変わりないようです 短パンの古泉に失笑しつつもみくるを携え、現文芸部室へ駆け込む 5人全員が揃いPCが自動で起動する。栞に書いてあった鍵が揃ったのだ。 キョンが入部届けを返すと悲しそうな顔をする長門、そんな顔しないでくれよー 日常の長門はキョンと一緒に本について語らいたいのだろうな。 ここでキョンはSOS団の一員であることを改めて思い知らされると同時に元の世界(非日常)へと帰りたいと願う ・他作品との類似点 この辺の描写は多くの他の感想でも書かれている通り うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーと似ている点が多々あると思われます 簡単にこちらの作品を紹介すると、とある世界に連れていかれた主人公たちは 初めはそのような世界を享受するも次第に荒廃していき人々も姿を消して行く 夢を作り出し実現させる者により主人公は夢のような楽しい世界を体験させ誘惑するも 愛する者の居ないこの世界などに意味などなく、現実へと戻ることを決意する。 元の世界に戻ったと思いハッピーエンドの主人公だがそこはまだ夢の世界だったというオチ (最後のは色々な捉え方があるのですがそれについてはここでは置いておきます) またビューティフルドリーマーは文化祭前日を永遠ループするのですがエンドレスエイトにも似ている点があります 別にパクってる!と声高に叫びたいのではなくて作品として面白いなと。 気になる方はぜひ拝見することをオススメします。 キョンはSOS団の一員であることを強く感じ また元の世界(非日常)へと帰りたいと強く願います。 そのために長門から用意された緊急脱出プログラムに対して肯定で返します ・緊急脱出プログラム後〜コンビニという安心感 無事に起動したプログラム、その先にたどり着いたのは3年前の七夕 ここで某ニコニコ動画で一躍有名になったコンビニが何度か出てくるのですが(映画上、都合3回と多い) コンビニという施設は現代人には必要不可欠であり、、ある程度の時間と場所は変わらない安心感があります。現代ならではの演出と言えましょう。 映画ではよく携帯電話の形状や高層ビルなどで文明が図れるのですがこれもその一つだと思います。 3年経っても変わらないモノ、それはキョン以外にもあったのです。 話はそれまして、 3年前の七夕と言えば中学生ハルヒと一緒に校庭で幾何学模様を書いた日だ そこではみくる(大)がいるのだが何故か全てを知っているようだ 高校での苦難はいつかきっといい思い出になる。 時間を考えさせられる台詞だ。 ベンチではみくる(大)から聞こえないほどの声で囁かれる。憂鬱でも似た描写がありましたね。 過去のハルヒとキョンの状況に齟齬がないように手を加える 「忘れないでくれよーハルヒ。俺がいたことを」と言いながら去るキョン 細かい部分ですが非常に大きな意味を持つこの描写 3年後の途方にくれていた自分とハルヒとをつなぐ唯一の接点なのですから。 仕事を終えたキョンとみくる(大)は長門宅へ助けを求めに行きます そこでこの大掛かりな事件を引き起こした犯人への衝撃的な事実(映画ではこの時点ではまだ犯人の正体は伏せられています)を知らされます。 3年後の時空が乱れた後にワクチン?のような銃を撃ち解決せよと指令が下る ・ついに決着!?メタ表現での自問自答 再び3年後へと戻り時空を乱した犯人とご対面する。犯人は意外にも長門有希その人。 エラーの蓄積により取り除けないほどのバグが発生、その結果このようなになったとの事。 そこには非常に人間味を帯びた長門有希が立っていた。 ここでキョンには最後の選択に迫られる。この映画の肝となるシーンだ。 窓に映る自分の姿に問われます。(この映画では事あるごとに鏡やメガネに反射するシーンが数多く登場していました。) 元の世界(非日常)に戻るのか、それともこのままの世界(日常)を受け入れるのか。 普段の斜に構えていた自分。ハルヒの事をウザイとか鬱陶しい存在だと思っていた。 SOS団の存在自体もそうだ、なんでこんなことを自分がしないといけないのだ、と。 いや、違うのだ。そうじゃない。 そんな生活を自分は楽しんでいたのではないのか? ハルヒが居るからこそ、それこそ普通に人間には訪れもしない退屈のない日々がやってくるのではないのか? ここで出てくる無限に連なる改札機と一枚の栞そして入り口には日常のSOS団達 作中や古泉の証言ではこれはパラレルワールドではなく世界次元が崩れたモノだと示されていましたが自分はそうは思わずこのシーンから何か別の並行世界があるのではないかと思えて仕方が無いのです。 それこそ、長門やみくるが活発だったり古泉が根暗、ハルヒが無口な世界もあるのではと(想像もつきませんがw) 一人のフィクションとしての主人公ではなく、キョンという人物がそこにはあるのです。 栞を切符に日常のSOS団からは決別し元の非日常へと帰るのですが (ここでの長門はとても寂しそうだったのが印象的) これはフィクションであればおよそどんな作品でも言えるのではないでしょうか。 どんな人だって一度は非日常への憧れを持ったことがあるし、退屈な日々を変えたいとも思っている人が多いと思われる。 例えば魔法や超能力がある世界、お金持ちになったりハーレムな世界になったりと自分の思い通りになる世の中にしたいと。 それに加えてキョンはハルヒに対しての想いもあるでしょう。 SOS団を大量の物質で破裂させたのはそんな当たり前の事に気付かなかった自分への怒りや自分の中でのSOS団の存在の大きさ、元の非日常へと戻りたい思いが募ったものが具現化したのではないかと思います。 ・話はいよいよ終末へ 長門を守るという使命を持つ朝倉さんとの小競り合いの末、昏睡状態に陥るキョン ここでかすかな意識の中、自らの声が聞こえそのまま気絶します このシーンでの伏線回収は映画ではなく原作第七巻の陰謀にて行われます。 気になる方はどうぞ〜 目が覚めれば病室に居る 世界は元に戻ったのだ。三日三晩付きっきりのハルヒにキョンがまずした事は ハルヒの顔を撫でること。 ハルヒ自体、寝袋で触れられるとしたら顔しかなかったってのもあるかもしませんが とりあえずキョンはハルヒの存在を自らの手で確かめたかったのではないでしょうか? この三日間で想像でしかなかった非日常のハルヒ それに触れることで安心感を得たのではないか。 極めつけはサムデイインザレインにて顔にイタズラ書きのくだりを逆の立場でしているということ。 ここまでしてくれたら文句ないでしょう。 ・最後のクライマックス 甲○病院の屋上にて長門と今回の事件についての話をする 長門の処分を決めている情報統合思念体に喧嘩をする ここはキョンの男気が垣間見れますね。 そして雪が降ってくるシーンですが 「雪」とつぶやくキョンに「有希」が反応し恥じらう イントネーション的に関西では「有希」の方だと思ったのですが(そもそも舞台が神戸だろっ!) ここだけ長門視点で演出したのだろうか これは意図していると思われる。 ニクイ演出だ。 そして最後にお礼をする長門。今までからは考えられなかった行動だ。 この辺の作画というか3Dはさすがだと思った。 最後にハルヒの特製鍋を食べる直前で本編は終了 ・ラストシーンの謎 スタッフロールの後、一分ほどの追加シーンがありました。 内容は長門が図書館で本を読んでいる中、 男の子が図書カードを女の子のために作ってあげる。 それを見て読んでいた本を口元まで隠すように上げるというシーンなのですが これは自分も同じようにキョンに図書カードを作ってもらった境遇を重ね微笑んだのでしょうか? 出会った頃の長門は他人に興味がなかったが パソコン部との対決やサムデイインザレインで感情が出来つつあった この一件からもしかしたら長門には少しづつ感情が芽生えているのかもしれませんね。 余談ですが男の子の服に「RETURN」と書いていたのですが どういう意味なんでしょうか。コメント欄にて返答 ・感想と今後の展開 やっぱおもしれぇわ 音楽も良かったし、たまに作画が、ん?という所もあったけれども大満足 何より長門の恥じらう姿が良かったですね 谷口が結局クリスマスどうなっていたのかは描かれていませんでしたがw EDはものすごく考えさせられました。 これについてはまたの機会にということで! 映画冒頭と映画の最後にSOS団部室へと歩くキョンと SOS団の扉を開ける三度のシーン。 同じ学校の背景で一見して変わりないように思われますが圧倒的に違うのはキョンの心 今まではただの傍観者であったが、これからは事件の当事者として動くこととなる。 長門はバグやエラーと言っているが それは人間でいう「感情」と呼ばれるものではないでしょうか ハルヒの作品に関しては一区切りがついたと思います 早く原作さえ読めればもう不満はない。 最後に EDの歌詞原案として名前が出ていた谷川流氏 彼が消失していなかったことを心から案ずる。
雑記 |この記事のLink→03:23 | comments(5) | trackbacks(41)
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コメント
はじめまして。
RETURNキーは,NECのパソコンでいうENTERキーですね。 キョンの意思表示だけではなく,元の世界に戻ることにもかけているのかもしれません。
たにぐち明生 | 2010/02/08 9:55 AM
>たにぐち明生さん
はじめまして、コメントありがとうございます。 RETURNにそのような解釈があるとは・・・さすがです。 NEC恐るべしです。 そう考えるとあのシーンはより一層深みがありますね 改変された日常の長門がキョンに教わったと言う図書カードを作って貰ったシーンは虚偽の記憶となったのですが、非日常の長門はそれを望んでいたのかもしれませんね。望んだものを目の前で繰り広げてくれたと。
subcul | 2010/02/08 7:36 PM
始めまして「フォバデル」と申します。情報量が多く魅力のあるサイトですね
この度 サブカルなんて言わせない!様を私サイトにて勝手ながらリンクさせて頂きました。 私は「美少女フィギュア大図鑑」http://ertu.blog20.fc2.com/ というフィギュアのホームページを運営しているのですが、 もしよろしかったら相互リンクして頂けないでしょうか? サイト紹介文:2100体以上のフィギュア情報、画像を有する 美少女フィギュア専門サイトです。 サブカルなんて言わせない!様ご検討よろしくお願いいたします。
フォバデル | 2010/02/13 1:56 PM
私もやっと「消失」みました。シンプルで切ない珠玉のラブストーリーと感じました。
世界とひきかえに恋をとるか?世界の命運を負うことになっても告白を受け容れるか? 自分は「ターミネーター1」やスタートレックTVシリーズ「危険な過去への旅」を思いだしてました。 世界を変え、仲間に迷惑が及び、相手を困らせてしまう事も覚悟のうえで、思い切って「自分の想い」を告白した。(でも素直に言えず「あなたの望む世界」と言い換えてしまう)だが受け容れてもらえなかった。相手は自分への思いやりか、鈍感なのか、戸惑い隠しなのか、告白にも気付かなかったフリをしている。相手のもとを去ろうとも考えたが、大事な友達だからと引きとめられた。つらいがこの失恋も相手との大事な想い出として、相手の傍らにいる事を選ぶ女の子の話 心の底では判っているが、相手の自分への想いを「疲れ」と、他の女へ自分の想いを「面白いから」と 言い換えてしまう。受け容れなかった以上毅然と接していくべきなのだが、雪が降ってきたのを言い訳にして「有希」と呼んでしまう。グダグダな行動。自分の心情を素直に振り返る事ができない男の話。優しいようで、ある意味とても残酷で切ない。エンドロール後のラストシーン。長門が本で隠したものは?やっぱり涙? TVシリーズや原作同様に、主人公のモノローグが続く。饒舌で何でもベラベラと説明してるようだが、特定の部分は不自然に避けて通る。逆にそこが核心だと浮き彫りになる。映像も何となくそれを裏付けてくる。語られない「ハルヒへの想い」「長門の自分への想い」「長門の想いをどう感じているか」「ハルヒが不思議な力を持っているのは自分の願いが原因では?」などなど。 劇場版では更にこの演出方針が徹底されていると感じた。改変世界の長門への印象。長門だけ素振り性格が改変前と違い薄々改変の犯人と感じてるところなど、原作にはあるが削除されている。 逆にしつこいほど重ねるキョンの自問自答は「面白い」と言い換えて懸命に自分を納得させていると感じさせてくれる。本当は申し訳なく思っている。「疲れ」「面白い」も大きな理由であるが真にウェイトを占めるものは別にあると。しかも、さかのぼってエンドレスエイトで長門が感じたのはやはり「疲れ」ではなく何万回繰り返しても自分の発するメッセージに気付いてくれない、自分にもう一歩踏み込んで訊いてくれないキョンに対しての寂しさだった?と思えてしまう 確かに、この演出では各話ブツ切りで散漫なTVでは効果が薄く、充分な間と連続上映、劇場という閉鎖空間が必要と思える。普段は無表情で動きのない長門。改変後豊かになったと言っても、すごく引っ込み事案な少女。それを浮き彫りにする極めて表情と仕草の豊かなモブキャラを含む他キャラ。だから、どうしても劇場版にしたかったのか。あえてTVシリーズ未見者にも判るような説明や導入部なども廃し、逆にTVシリーズを見ていないと感じ取れない演出。批判を受けて当然の構成。興業成績の期待できない長尺。新規ファンは獲得しづらく、シリーズ継続に逆効果な劇場版。ついでにあの「エンドレスエイト」。金もうけとは感じられないが、やはりファン無視であると感じてしまう。シリーズファンや信者の為でもなく会社の為でもない。すべては、どう思われようが自分達の好きな「消失」は自分達の納得のゆく形でつくる為。 TVシリーズさえそのための布石。納得のいく「ディレクターズ・カット」だって何年後か、機会があるのかわからないから、無理を承知で今・・・。本当にそうなら、理解できると言えないが、ある意味うらやましい。
nankin | 2010/02/21 6:25 PM
ハルヒはイイ
みつ○
ハルヒはいいよね | 2010/04/15 6:48 PM
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7月3日 涼宮ハルヒの消失
TBアドレス
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/hum09041/10940279320/767fffa7
スポーツ瓦版 | 2011/07/03 11:11 AM
の消失はWOWOWでして鑑賞したけど
結論は両方とも好きだが現実の方が好きだね
内容はまで
別館ヒガシ日記 | 2011/07/03 11:11 AM
●待望の「涼宮ハルヒの消失」劇場化!!。
・というわけで、新宿の大人気映画スポット「新宿バルト9」と原作と共にレビューです。
...
blog 仮定の不在証明:執事喫茶セントエルモ | 2010/03/09 8:51 AM
劇場版 涼宮ハルヒの消失 感想
公開からちょっと遅くなりましたが、見てきました。
平野綾のラジオとか聞いてて前から...
イチゴ☆とチョコと☆デザートイーグル!! | 2010/03/02 12:30 PM
昨日は映画の日だったので何か映画を見たいなと思い、携帯電話で立川の映画館の上映作品リストと上映時間を見てちょうど良い時間に『ハルヒ』をやっていることに気が付き、急遽観て来ました。
映画の日だったからか、作品自体の人気の高さなのか席はかなり埋まっていて
「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋 | 2010/03/02 6:17 AM
劇場アニメ「涼宮ハルヒの消失」の感想です。ネタバレありなので気になる人は見ないようお願いします。また、基本的には見た人用の感想です。
あららニッキ | 2010/03/02 2:41 AM
前回の記事で書いたように『消失』の感想です。(上の画像は『消失』ガイドブックへの
わたしは趣味を生きる。[ラノベ・音楽中心] | 2010/03/01 5:57 PM
今ね、ネット配信が大きく変わろうとしているよ。(^-^ )
SNS、動画投稿、動画配信、テレビ電話が一体化したような、双方向動画配信システム。これが在宅で?凄いと思わない???
在宅ビジネス | 2010/03/01 10:15 AM
劇場版「涼宮ハルヒの消失」、皆さんはまだご覧になりましたよね。さて、その前提で話を進めます。
ネタバレありですけど、内容はもちろん劇場版「消失」までです。原作については一切触れません。
今回は妄想詩人の手記さんの感想についての反論を含みながら、消失
所詮、すべては戯言なんだよ | 2010/03/01 12:26 AM
劇場版「涼宮ハルヒの消失」、皆さんはまだご覧になりましたよね。さて、その前提で話を進めます。
ネタバレありですけど、内容はもちろん劇場版「消失」までです。原作については一切触れません。
今回は妄想詩人の手記さんの感想についての反論を含みながら、消失
所詮、すべては戯言なんだよ | 2010/03/01 12:26 AM
女性(OL)の引越しで心配なことは引越し会社のスタッフにプライバシーを覗かれてしまうという不快感です。
安い引越し費用のコツ | 2010/02/16 2:08 PM
もう、振り返れない!
という事で、実は先週の月曜日(2/8)に名古屋へ劇場版「涼宮ハルヒの消失」を見に行っていました。
もちっと早く感...
中濃甘口 Second Dining | 2010/02/16 4:41 AM
ハルヒの映画見に行って来ました〜
なぜかこの時期に揃ってしまった、劇場版Fate、なのは、ハルヒ。
その三つ巴関係の中から今回スポットライ...
また奥深い名言が生まれちまったな・・・ | 2010/02/15 4:40 PM
わたしはあなたに会ったことがある。
覚えてる?図書館のこと
クリスマスが間近に迫ったある冬の日。
学校に向かったキョンはいつもの日...
ひえんきゃく | 2010/02/14 1:29 AM
まだまだ寒い季節が続いておりますが皆さまにおかれましては如何お過ごしでしょうか。
まあ、皆さまが如何お過ごしだろうと俺には関係ない...
水の音、無形の雫 | 2010/02/13 11:01 PM
劇場版「涼宮ハルヒの消失」、皆さんはまだご覧になっておりませんよね。さて、その前提で話を進めます。
所詮、すべては戯言なんだよ | 2010/02/13 2:02 PM
半ば執念にも近い想い(前記事参照・笑)で見に行って来ました、 涼宮ハルヒの消失!! 今すぐ何度だって見たい逸品。何度行くかは不明ですけど2回は絶対! 涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメントメディア
風庫〜カゼクラ〜 | 2010/02/12 2:23 AM
アニメのレビューです。評価の仕方についてはこちらを参照。
涼宮ハルヒの消失【 2010年 : 約162分 / 京都アニメーション 】劇場版 公式サイト...
満天の星空の下で | 2010/02/12 12:23 AM
キョンの心理描写を含め、原作がそのまま映像になったような感じがしました。
それでいて映像で見せることで映えるシーンもありましたね...
シュガーライト | 2010/02/11 3:27 PM
映画涼宮ハルヒの憂鬱感想。
獄ツナBlog5927 | 2010/02/11 12:07 PM
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)(2004/07)谷川 流商品詳細を見る
涼宮ハルヒの消失見に行ってきました♪
ということで簡易感想とか。...
紅蓮の煌き | 2010/02/10 12:38 AM
わたしはここにいる…
非常に綺麗な朝焼けでした。(撮影:せーにん)
きっと世の中にはもっと綺麗で美しい景色があるんだろう
という...
せーにんの冒険記 | 2010/02/09 8:29 PM
劇場アニメ、『涼宮ハルヒの消失』を観てきました。まずはまだ観てない方のために、ネタバレ無しの感想を書きます。
メルクマール | 2010/02/09 2:04 PM
涼宮ハルヒの消失
お勧め度:お勧め
[SF・セカイ系・学園]
2月6日(土)全国ロードショー
上映時間 2時間42分53秒
原作/イラスト : 谷川流/いとうのいぢ
総監督 : 石原立也
監督 : 武本康弘
脚本 : 志茂文彦
キャラ
アニメって本当に面白いですね。 | 2010/02/09 1:05 AM
とりあえず映画はよかったです!長さだけでなく内容も見応え十分で、ハルヒファンなら
くまっこの部屋 | 2010/02/09 12:49 AM
見に行ったら負けだと公言していたのに……負けたさああ負けたさ。
それにしても……あれだね……もう一つしか言えないね。
サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改 | 2010/02/08 11:47 PM
「劇場〜版涼宮ハルヒの消失の感想は」「長門有希が可愛かったですハイ…ほんと可愛いかったよ〜お持ち帰り〜」「どこのレナだよ」「あっ、うっ…」←ツッコめなかった人「もうハルヒはヒロインの座を完全に長門有希に奪われてたね…消失の長門有希は可愛かったよ♪消失
翔太FACTORY+Face.Chat.Union | 2010/02/08 11:36 PM
冒頭の『ハレ晴レユカイ』は、懐かしいけどこの映画がオープニングに相応しかったですね。エンドレスエイトの話題も出たし。
ゼロから | 2010/02/08 11:30 PM
大学卒業も間近に迫った今日この日に、
馴染み深い小説のシリーズ第4巻が映画になった。
この劇場版を見れたことは感慨深い。
私が入学した2006年の4月、
「涼宮ハルヒの憂鬱」はアニメ化した。
深夜の角川書店系列アニメ枠で放送が開始された。
以前から友人に勧
Ninomyの私邸 | 2010/02/08 10:29 PM
★★★★★★★★★☆(9:お勧め!)
結論から言うと良かったです。
ぶっちゃけ消失映画化が発表されたときには
「TVシリーズでやってく...
サボテンロボット | 2010/02/08 7:11 PM
初日に行って参りました。無事にパンフレットとメモ帳を手に入れ、衝動買いで長門のマウスパッドを買っちゃいました(笑)すげぇー良かった...
青空のむこう〜どらちゃんのアニメ恋旅〜 | 2010/02/08 7:10 PM
劇場版 涼宮ハルヒの消失 を観てきました。 朝一で劇場へ。 シネプレックス 全国...
Time of bliss | 2010/02/08 6:58 PM
涼宮ハルヒの消失
劇場版 感想
本日
早朝03:00
ネットを徘徊、『涼宮ハルヒの消失』の
上映公開日だということを思い出...
荒野の出来事 | 2010/02/08 4:22 PM
= 『涼宮ハルヒの消失』 =
= 評価 ☆☆☆☆☆ =
{{{高校1年生の冬、ハルヒ率いるSOS団の面々は、以前と変わらず普通の学校生活を送っており、来るクリスマスに向けて部室で鍋パーティを開くことを企画していた。
12月18日の朝、いつもの登校路でキョンは、風邪を引い
困っている人 | 2010/02/08 6:27 AM
感想ブログ徘徊していたらどうしても見たくて行ってきました!! TV版は全て視聴し
アニメ-スキ日記 | 2010/02/08 4:56 AM
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)(2004/07)谷川 流商品詳細を見る
長門可愛いよ長門
初日見てきましたよー!
映画館に着いたのが遅かっ...
混沌-chaos-という名のクロニクル | 2010/02/08 3:03 AM
失って得たもの 得たからこそ失ったもの
穹翔ける星 | 2010/02/08 2:36 AM
【ストーリー】クリスマスを目前に控えたやたらと寒い12月16日。クリスマス間近だとやたらと元気な谷口に呆れるキョンだが、彼とてクリスマスの存在を忘れている訳ではない。何より、彼の直ぐ側にいる涼宮ハルヒがこの手のイベントを見逃す筈も無かった。SOS団の部
無限回廊幻想記譚 | 2010/02/08 12:48 AM
「京アニクオリティ」全開♪劇場版「涼宮ハルヒの消失」見てきました♪(「涼宮ハルヒ」という作品の凄さを改めて再確認!そして京アニの本気が見れて大満足!あと「劇場版公開記念」に「長門」を描いてみました♪)
= [http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/ 劇場版「涼宮ハルヒの消失」が今日6日から公開開始されたので見てきました!] =
'''とうとう劇場版公開です!'''
[[attached(1,center)]]
== 早速ですが劇場版「涼宮
私的UrawaReds&SubCul | 2010/02/08 12:48 AM
劇場版「涼宮ハルヒの消失」
見て参りました。
これは…何とも言葉にしづらいです。
…と言うのも、言葉にしてしまうと全てが安っぽくな...
Welcome to our adolescence. | 2010/02/08 12:37 AM
たぶん今年一番(話題の)劇場版アニメに認定(笑)
2時間40分で大丈夫かなと思ったけど最後まで楽しめましたよ。
エンディングの後まで立っ...
SERA@らくblog 3.0 | 2010/02/08 12:18 AM
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